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2010年10月

2010年10月23日 (土)

【仝東京きのこ行-前編- きのこハイ、ランド♪ 仝】

何か色々と書きたいキノコ散策記事もあるんですが、

今回は一番ホットなのを♪

 

この21日、ジュンク堂池袋本店でキノコのトークショーが!

素敵なキノコ文化人の飯沢耕太郎さんと、

我らが菌盟友の堀さんのトーク♪

堀さんは僕の茸道への切欠となった強力な茸人。

三年前にたまたま見た<第二回東京メディア会議>で、

堀さんの愉しそうな語りと【隔月刊MOOKきのこ】を見て、

面白そうだと調べてみたら、私設サロン<ギャラリーきのこ>が

職場からも近く・・・訪ねたところ・・・。

某まだらヒゲのオッサン(編集長)と出会い、意気投合してしまった次第(=д=)。

 

せっかく東京行くんだからと、キノコ探訪も視野にがっちり。

(ブログ書き損ねたままだけど8月末の飯沢さんのトークショーで

東京遠征した際も、勢い任せに都民憩いの高尾山に突撃してたり。)

今回も何処か・・・と迷ったが、土地柄が出てそうなところで・・・

無謀ながらも「都内で紅天狗が見れないだろうか」などと無謀な妄想を。

調べると、僅かにシラカバ林が何箇所か残っているところを発見。

<檜原 都民の森>!憩いの山の次は森だw

場所は東京からメチャ遠く、奥多摩。奥多摩ですよ!

何だか色々とキノコの噂を聞く場所。

時々、素に返りつつも最寄駅到着!小雨パラパラ・・・。

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武蔵五日市・・・終点。(もうすぐ山梨やんか)

更にバスに乗り換えるべく待機。

停車中のバスに何となく関東っぽさを感じたり。

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近くの公園で脳茸を眺めて戻ると、高齢ハイカーの一団。

直行のバスがあるかないかでザワついていたのでご説明w

雑談しつつ茸の話もちらほら。なかなか面白い♪

誤った情報は訂正つつ胞子活動が完了した頃に現地到着。

道中、高度計を見るとみるみる上がって行き、ほどなく1000m越え。

高齢ハイカー達と別れて、ひとまず本館らしき場所を目指す。

さっそく色々なキノコたちが♪

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うーん秋山?滑笠科の子かな。いい持ち味。

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こっちの子も控えめながらも笠の模様と、

縁取りが味わい深い。

小ぎれいなトンネルを抜けると

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本館っぽい場所に到着。

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中で地図やらジオラマ、公園の情報を収集。クマ君も出てるとか。

Rimg7963b 広大・・・この一角に絞ろう。

色々と配布物があったがコレに目が留まるw

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オフィシャルな所が作ってるこういう配布物はけっこうオモロイw

折角なので、最近大当たり中(?)の堀さんへのお土産にもう一冊。

いざ散策へと、飛び出ると件の高齢ハイカーさんらと再会。

「さすがに、若いね~」等と声をかけられ笑顔で挨拶を交わして先へ♪

 

道中、雨にしっぽり濡れたキノコ達はどれも美しい。

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原茸の類かな、ちょっと行者さんのような風貌。

道々で新しそうな案内板を見たが・・・下に行方不明のハイカー情報が(==;)

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標識が新しいのはココぐらいで、

全体的に案内板のつくりがヒドイ。

コンディションも厳しい・・・秋だぞ。大丈夫か東京都。

 

モミやツガの林がなかなか元気なので入ったところ・・・

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オレンジが目に明るい、赤樅茸があっちこっちに♪

特徴的な柄のアバタも可愛く、眺めつつ先へ。

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おっ。可愛い♪たっぷり毒を含んだ袋鶴茸だw

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数は少なかったけど、楢茸もちらほら。

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やっぱり赤樅ちゃんは可愛い・・・ウットリ♪

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道々で一番賑やかだったのがコイツ↓白埃茸かな。

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まぁ~~元気♪あんまり見たのでもうお腹いっぱい。

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休憩小屋でひとここち。標高1100m越えて平地より1割ほど酸素が少ない。

なかなか軽快に動けている・・・普段のキノコ散策の賜物か♪

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小屋の脇からもちびっ子も顔を出し♪

 

散策再開☆気のせいか少し雨脚が・・・。

途中、キニナル苔を見たが、写しづらしw

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おやや、山道脇に良さげな色の笠を発見。

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最初は、最近よく見る青犬占地かと思ったけど、

すぐに正体判明♪どうやら、萌黄茸だ♪

去年の秋以来なので、一年ぶりの再会。

幼菌がメチャメチャ可愛いんやけど、発見出来ず。

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特徴的な襞が美しい。

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薄い紫がかった襞・・・たまらん♪

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しっかし、道が悪い・・・所々、小さな橋が足場になってるが

明らかに一般的なハイカー向けではないw

モミ・ツガ林が多くて目当てのシラカンバ見つからず。

富士臼茸が登場。亜高山らしい顔。鬼臼ではない?

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ピョコンピョコンと白埃茸がやっぱり元気。

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目当てのシラカバ林とやらが余りに貧弱で残念。

他に数箇所あるが、余裕なく断念。

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これは♪小紫占地かな。シットリと淡い紫が艶っぽい。

・・・ん、あれは・・・楢茸かな?と、枯れた巨木に近づく。

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楢茸じゃない!フスベ型だ!

一瞬、憧れの海外キノコ・キッタリアを連想。

冷静に見ると・・・。

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埃茸の仲間だ。狸ノ茶袋かな・・・触るとグニュり湿り、ボフと。

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なかなか面白いので、写真に収める。他の埃茸も賑やかだ。

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そろそろ帰りのバスを気にする時間。

東京に戻ってやりたい事を考えるとそろそろ・・・ね。

バス停への戻り際で何か見慣れぬキノコが視界に。

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これは・・・見たことあるよーな。写真で。

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かなりの可愛さだ・・・この笠、縁のあたり・・・柄。

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・・・茶滑錘茸(チャナメツムタケ)かな♪

どういうわけか、今まで全く出会えてなかった子だ。

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特徴的なくもの巣状の鍔もポイント♪

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別れを惜しみつつ、ひとしきり眺めて下山。

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目当ての紅いアイツには出会えなかったが、

来ただけの甲斐のある面々が揃っていて満足。

僕の普段の茸散策では、まず標高1000m越える事は無く、貴重。

霧にけぶる奥多摩の山を眺めつつ、武蔵五日市を目指すバスへ。

2010年10月 2日 (土)

【仝熊野きの古道@九月 小さい秋み~つけた?仝】

暑さのまだ残る九月の十六日・十七日、

連休を使って実家の和歌山県田辺市へ。

先月も行った、郷土の素敵な偉人・南方熊楠さんの

顕彰館へ。会期残り僅かな<南方熊楠の自由研究 キノコと変形菌・・・>を

軽く覗いて愉しみ、顕彰館併設の熊楠さんのお宅へ。

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↑熊楠さんちの離れ。雑然とした感じが妙にリアルw

 

不審者感をモリモリに醸しつつ眺めていると、

案内人の女性に声をかけられたので自己紹介。

・・・そのままどっぷりと一時間ほど話し込む事に♪

とても有意義な時間を過ごしたあと、

お彼岸も近いってことで熊楠さんのお墓にも参っとこかなと。

お墓のある高山寺の参道へ。夜半からの雨でシットリしている。

慌しく動く生き物が居たので見てみると・・・

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カニだ。沢蟹の倍もあるか、動きも早い。しかもけっこうな数。

先月来た時は見かけなかったなぁ。

「クリスマス島かっ」とツッコミを入れつつ遊んでもらう。

アカテガニかな~?キノコは見かけず、墓前へ。

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南方家の墓と並んで熊楠さんのお墓も。

手を合わせて、モニャモニャと何か呟き終了。

墓の傍らには昭和天皇さんが熊楠を思って呼んだ句。

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よっぽど印象深かったんだろうなぁw

陛下も粘菌やらの研究しておられたのもあっての事だけど。

 

墓石の周りにまで来たアカテガニが居たので動きを封じて撮影w

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「なにすんのやっ」と言いたげな猛抗議。ではさよなら~。

 

それからサクサクッと実家に帰り、支度もそこそこに近所をぶらり。

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けっこう薄暗くなってたが、土まみれの紅茸ちゃんやら

白い猪口君が顔を出していてホッコリ。

 

そしてグッスリ寝て翌日・・・。

朝からウォームアップも兼ねて産土の神社周辺ぷらぷら。

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陸奥裏紅茸??なんだかわからんけど、

おもろい風貌の連中が賑やかだ。

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枯れ葉の積もったあたりは襟巻土栗君たちのテリトリー♪

少し足も暖まったので、家に帰って腹ごしらえと

オカンの握り飯つっこんで出発☆定点っぽいコースを流す。

意気揚々と出たのはいいものの、キノコが少ない。

葉境期ってのはわかってたけど、気持ち寂しさが漂う。

紅茸の類やら朽木の上に疣笠がポツポツと・・・。

一番キノコが賑やかなポイントに到着したが、

うーん・・・少な・・・うん?

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おっ、箒茸?実家周辺ではネズミノテと呼んで食べてる茸。

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おぉぉ~~!なかなか大きな株立ちがボンボンと!

こりゃ美味しそう・・・根元の太いトコが一際美味しい。

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・・・しかし、見慣れたのとはかなり色が違うような・・・。

形も肉質もまるっきり美味しいネズミノテなんだけども。

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ま、とりあえず一抱え収穫。ズッシリ重くなった・・・。

(後日、地元の猛者とつき合わせて恐る恐る食べたが味はほろ苦くまぁまぁ、

腹当たりもせずで、とりあえずセーフという事に。真似しちゃイカンw)

 

そこから少しは茸達も賑やかになり、黄色猪口やら葡萄苦や背高猪口、

雨に打たれて面白い風貌になった菊花猪口っぽいのも登場してひとここち。

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見慣れた口紅茸もちょこちょこ顔を出していて、

眺めつつ先へ・・・去年出てたアレ、駄目元で寄ってみるか。

無いかな~~無いかと。思った矢先足元を見ると、

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おややwこれは♪幼菌じゃないか?

踏んでしまったようだけども(=д=;)ゴメン。

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この感じ、間違いなく☆弘法筆(コウボウフデ)♪

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いわゆる珍菌かな?去年、群生ポイントを見つけて

大興奮したので今年も味をしめて、ね。

今年も賑やかに出てくれるんかな~?ポフポフしたい。

ちょっと気になったのが、すぐ傍で出ていたギンリョウソウ。

紅茸の類に寄生っぽいことになってる植物なんやけど・・・

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色がついてるwすみれ色?新鮮なので古くなったのでもないし・・・。

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去年もこのあたりで、赤みの強いのや紫がかったのを見た記憶。

種類が違うんかな~?

可愛いヒナノシャクジョウもちらほら。

こちらはアーバスキュラー菌根菌だかに寄生してるそうな。

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名も知らぬ花にも目が止まる。

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その後も茸達の濃度もなかなかで、

木から生えた小さな連中や小天狗茸擬、

広襞茸やら菌糸でバリバリに枯れ葉を覆った中型の枯葉茸の類、

に紅茸の類に・・・スポットライトを浴びた黄苦猪口っぽい子を眺め、

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こいつは・・・紫油占地擬かな?川村さんではなさげ。

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なかなか賑やかだったので、少々収穫。(後日美味しく完食w)

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↑まー、この辺のは一際サッパリなのでアリバイ撮影w

少し早めに山を降り、茸好きの大叔母さんトコに寄り道。

齢90を越え、齢相応に軽くボケてるので、

いつもの大叔母オハコのコウタケ・シバモチ(クリフウセンタケ)話を枕に、

収穫を披露。

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ネタ用の茸も少し。まぁ、愉しく喋ってお別れ。

家までの道すがら、最後の悪あがきをして

椚茸やら姫樺色茸やら見ていると、

路傍の土留めに組んだ木から何か・・・。

最初、緋色茸だと思ったが手にとってみると、

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何か様子が違う。モチモチしてる・・・。

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白粉茸っぽい感じ。曙白粉茸ってのがあるそうなので、

それかなぁ・・・?色が違うだけでなかなか面白い。

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断面はさほど赤くはなかったw

 

まー、そんなこんなでなんとかキノコ達にまみれたおして終了☆

次は何時になることだろう・・・。

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