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2012年6月

2012年6月21日 (木)

【仝 グッときのこ♪ 春のキノコ回顧録 その1 全】

初夏からのキノコのお祭り騒ぎで我を失いつつあるので、

忘れないうちに春のキノコ達を日を追って巡っていきます♪

勿論、春キノコの代表格・アミガサタケ達が主役!三月に入って、

探りさぐり・・・↓こんな感じで。

http://myco-radical.way-nifty.com/kusabira/2012/03/post-7371.html

http://myco-radical.way-nifty.com/kusabira/2012/03/post-d8e5.html

3月19日、兵庫の久し振りの場所へ。そろそろあの子が出ているはず。

目的地に到着して、目当ての・・・竹林と椿のあたりへ。

この季節、椿の下となるとツバキキンカクチャワンタケあたりが主だけど、

ここはまた違った顔が出る。・・・居た居た。

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暗い椿の下で見ると、肉眼的には黒く、湿った老菌にすら見える。

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明かりを当ててやっと、青みを帯びているとわかる♪

ヒダを見るとドキッとする淡いベージュで粗い。柄は墨で染めたよう。

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夏ならいざしらず、しばらく青系のキノコを見慣れていないと面食らう。

ライトを当ててもう一度、さっきの子らを撮ると・・・。

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紺色だ♪最初戸惑って、他の茸の仲間だと思ってしまったりしたけど、

菌友たちから教えてもらい、やはりイッポンシメジの仲間だろうと結論。

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キノコの少ない時期を経て春先にこの色を見るのは刺激が強いです。

ほどなく、異形と猛毒でしられたシャグマアミガサタケが顔を出す。

http://myco-radical.way-nifty.com/kusabira/2012/04/post-93f4.html

↑今年のシャグマの記事。

四月が近づくにつれてトガリ系アミガサの勢いが増してきて・・・

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こんなたまらない表情をした子たちがポコポコと。

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モデル選びにも困りません♪目移りするけど・・・w

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立派過ぎる姿もw

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シャグマアミガサたちも、お育ちあそばしてテッカテカ。

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ツヤはあるものの色みが暗いのでライトを当てて撮ってます。

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よくこんなトコに・・・って荒地風のトコロが好きなのかな?

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風景を込みで撮り納めてこの日は下山した。

 

実は今年、神戸方面の春キノコ達は乱調気味。

なかなか姿を見せてくれなかったけど、ようやく・・・。

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立派に黒々した顔が育ち始めた。

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禍々しさすら漂うお姿。これはいけるかも・・・?と、

カサテラスを試す。難しい・・・が面白い事が判明。

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中の空洞もあいまって行灯のように光が中で反射・透過して、

肉の地の黄色が出た。

四月に入るとチャアミガサと呼んでいるグループが出始めた。
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まだ数は少ないが黄色みが強く、網目の色味も逆だ。

網目の周りでは蜘蛛の赤ちゃんがウロウロ。エサの虫でも居るのかな?

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こちらも春のキノコ↓ツバキキンカクチャワンタケも賑やかに。

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四月も初旬を過ぎ、実家の和歌山へアミガサタケ探しへ♪

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ブラックモレル、黒系のアミガサたちがしっかり顔を出してくれていた。
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小ネタに収集ブツの木彫りアミガサとツーショット♪
イエローモレル、黄色系のアミガサのシロに向かうと、

やけに色の白い子らが顔を出していてドキッ。

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また違った美しさだ・・・。

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白いアミガサ達の次はこの子ら・・・シャグマアミガサタケ!
いつになく賑やかで立派な顔が迎えてくれる。

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シワシワの頭がポコポコと・・・たまらんね♪

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素敵なポイントだ。うちの持ち山の端なので、大事にせねば・・・。

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帰りがけに、黒系アミガサ達の所に寄って・・・カサテラス敢行☆

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おお~~~やはり面白い☆ダークファンタジーって感じか。

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加減によっては柄まで光を通せなくもない。

勿論、傷つけない・動かさないって自分ルールを守りつつ。

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暗くなってきて、ますます愉しくなってきた。

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うん、このぐらいの暗さもよいなぁ。
普段は軽い腰もこの時ばかりは少し据わって、

納得の仕上がりになった♪

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おなか一杯遊んでもらえた・・・。

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四月も半ばに近づくと、桜も散り始めてアミガサ達が着飾る季節♪

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神戸のゲレンデの黒々としたトガリ達も艶やかに。

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終わりの近づくトガリたちと、このキノコの顔。

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ハルハラタケと呼ばれる春限定のハラタケたち。

いつもは賑やかだけど、今年は少し控え目だ。

ほどなく真打・ザ・アミガサタケの登場。

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↑この丸みを帯びた黄色い顔♪
 

四月も中旬を過ぎ、トガリアミガサたちとはそろそろか。

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足は、チャアミガサタケ達のところへ。

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・・・素晴らしいチャアミガサの幼い顔が沢山!大当たりだ♪

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この佇まい、たまりません・・・コケマッシュ☆

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こんなに賑やかな一角も・・・草や苔と。

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物憂げな顔を角に寄せてみたり。

 

こちらも遅れがちに思われたが、しっかりと顔を出し始めた。

ハルシメジたち♪狭義にはウメハルシメジというらしい。

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金色の美しい姿がポコポコと。

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沢山採れて味も良いので人気の高いキノコだ。

この一部ポイントでは、タイミングさえ合えば、

アミガサタケとのツーショットも拝める・・・今まで一度しかないが。

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バラ科の植物の好きな連中なのでw

こっちの白っぽいアミガサタケたちも可愛い。

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やはりアミガサタケ達は他のキノコが嫌う環境を、

選んで生えてるんだなぁと、しみじみ思う仲間たちだ。

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肥えた土壌なのか、美しいヒトヨタケたちも大賑わい。

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自らを溶かす戦略を勝ち取った、

キノコの中でも一際好みの子たちだ。

 

こっちのチャアミガサたちは石階段の隙間から♪

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ピョコッ。誰かが置いたんじゃないかというぐらいの仕上がり。

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スキマの好きな子たちだなぁ。

春も後半にさしかかって、大型アミガサタケ達がちらほら。

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風格抜群。オオトガリアミガサといえばよいのかな。

さっきのシロ系のアミガサも成長中。

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少し赤錆びたような変色もみられる。

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ヒトヨタケたちも愛らしい姿が沢山。たまりません♪

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さて、四月も下旬にさしかかり・・・あのチャアミ達に逢いに行く。

春の時雨、花散らしも頂いて・・・

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これはこれは・・・♪♪♪

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・・・低く唸ってしまったほど、美しい。

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↓あのもの憂げな子も成長中♪

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大賑わいの一角も。

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呆然としつつ・・・。

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この子たちを見守りながら四月の下旬をくだり。。。

 

【仝 グッときのこ探訪@春の回顧録 椿井の茸鬼瓦 全】

初夏や夏茸の気配に完全に落ち着きを失いつつあり、

すっかり春のキノコでのブログ更新が滞っております。

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5月24日、所属している奈良きのこ会の観察会で各種アミガサタケ達と戯れたあと、

少し足を伸ばして寄り道。

近鉄電車の竜田川駅で降り、平群町の椿井へ。

古い土地柄、色々な歴史感漂う物がちらほら。

あそこかな?あそこかな?と細い道を登っていくと、目印を発見。

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椿井の地名の由来にもなった<椿井>だ。

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とても古い伝承を書き綴った案内板も。

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なるほど・・・それで椿井と。来る途中も椿の木が多く、

季節柄沢山の椿の花が地面で二回目の花を咲かせていた。

そして、この椿井のすぐ隣にあるのが目的地の

融通念仏宗の<常念寺>というお寺。

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ヤフー等の地図では<常年寺>となっているし、

長い歴史の中で少し紆余曲折を経たお寺のようだ。

田舎にあるような感じの小さなお寺で、探していた目当てのものはすぐに見つかった!

小さな、なんともキノコ的な地蔵堂。

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この地蔵堂の四隅の鬼瓦のうちの一つが・・・こちら♪

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きのこの鬼瓦!!思ってた以上に可愛くて味がある。

7年前に日本きのこ学会の方が↓論文を書いておられ、それを目にしたのが切欠。

http://ci.nii.ac.jp/naid/110008675266

やはり実際に行ってみるもんだ。とても味があって、可愛い。

見に行った日にツイッターで写メ呟いたものを、

↓菌盟友のとよ田きの子さんがさっそく日記(メモ)ってくれてたりもw

http://blog.livedoor.jp/toyo_toyo/archives/52842363.html

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論文でも推測していたように、おそらくはこの地域で採れた松茸を

いつの時代にか、地蔵堂の鬼瓦として使ったんだろう。

土から生えた松茸が幼菌~成菌まで三段階で形作られている♪

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↑成菌↓中ぐらい・・・もうすぐ皮膜が破れる。

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↓幼菌。わきに土蜂が巣を作った跡があって面白い。

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個別にみるとよくわかるけど、細い針のようなもので細かなラインが

掘られていて、マツタケの質感を出している。土の風合いもいい♪

沢山あいた丸い穴は雨か霧を表してるんだろうかな?

他の三角の鬼瓦はキノコではないけども・・・。

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↑キノコに見えるw↓厳しい鬼の顔。

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↑某オッサンなら「きのこは鬼の子」とか言いそうだなw
↓この宝珠のデザインの物が茸鬼瓦と似ている。同じ人が作ったのかな?
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日本の古い茸物収集家としては、型取りでもしたいとこだけど、

さすがにそれはプロでもなけりゃ許可が貰えそうにないなぁ。

実家の屋根の瓦もこんな感じで自分で作ってみたいなと、考えたり。

日本で茸は古くから食品、季節の物という位置づけのほかに、

吉祥・招福・不老長寿のシンボルになったり、

毒を持つというイメージから毒をもって毒を制すといった魔除けの意味も。

ニョキニョキと急に現れるので呪いに通じると捕らえたり、布袋さんに見立てたり。

武士たちは、そういった意味に加えて<茸(たけ)→猛(たけ)る>といった

言霊(言葉あそび)の意味でも好んだそうで。僕の収集品の代表的な、

日本刀の茸意匠拵えたち(紹介記事)↓

http://myco-radical.way-nifty.com/kusabira/2010/05/post-1ff1.html

http://myco-radical.way-nifty.com/kusabira/2010/05/post-f073.html

にもそれが現れている。

 

っと、妙な脱線しかけたけども探訪日記へ戻る。

目的の物も見られたので撤収・・・と思ったが、

季節柄と・・・椿井を見て来る途中から思っていたものを探す。

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↓ズームしてる感じで・・・ずん。
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↓ずんずん。

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↓ずーんw 発見☆
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椿菌核茶碗茸(ツバキキンカクチャワンタケ)♪

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早い年は冬の終わりから春先まで、椿の下に出る菌核菌の茶碗茸。
せっかく椿の名が付く地名に来たんだから、ね♪

椿井菌核茶碗茸(ツバキイキンカクチャワンタケ)と勝手に命名w

 

ネタ要素を加味しつつも、生の茸も忘れない。そんなスタンスです♪

・・・来る時に見かけて気になった如来さんに寄り道して帰る。
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<笠石仏如来像>・・・茸にしか見えないw

お地蔵さんとか石像自体が地面からそびえてシンボリックで

キノコに通じるけど、こんな強引(?)に笠がついたらもう、ねw

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なかなかガッチリ乗っかってる感。エリンギ、平茸の幼菌みたいだw

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如来様に合掌しつつ・・・つなぎ目をちらり。

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Σ(=д=)窪みに・・・ほんとに乗っけてるだけっぽい。
 

徹頭徹尾キノコにまみれつつ、ホクホクで帰路につきました。

2012年6月 4日 (月)

【お試し公開☆童謡・おしゃれ紅茸】

二年前にブログに書いた↓

http://myco-radical.way-nifty.com/kusabira/2010/01/post-aa61.html

収集品の中でも別格のお気に入り、戦前の童謡<おしゃれ紅茸>。

すっかり書き漏れていたけど、

前に録音してMP3化していたものをYouTubeに動画としてあげてみました。

案外簡単に作れるんだな~~と驚きつつ。

古いSP盤の音源の簡易録音なので、音質もトビもありますがご容赦を♪

『♪しょぼしょぼ時雨の降る晩げ 

  紅茸さんのおしゃれ者

  鹿の子の花傘ちょいとさして 

  しゃなりこしゃなりこ お出掛けだ

 
 

  さらさら木の葉の降る晩げ 

  紅茸さんの晴衣装

  眼鏡のお叔母さんみみずくさん 

  小枝のお宿で今晩は

 
 

  しょぼしょぼ時雨の降る晩げ 

  紅茸さんの愛嬌者

  とかげのお馬車にちょいと乗って 

  ちょろちょろ細道どこへ行く
 

 
 

  さらさら木の葉の散る晩げ 

  紅茸さんは厚化粧

  小藪の抜裏小走りに 鼬の祭りへお呼ばれだ』

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菌友でキノコ文学評論家の飯沢耕太郎さんもこの曲を聴いて、

とても気に入ってくださり「僕の好きな泉鏡花の<茸の舞姫>に通じる」等と。

同じく菌友、菌盟友とも呼ぶべき堀博美さんの本、

<きのこる キノコLOVE111>

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%93%E3%82%8B-%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%82%B3LOVE111-%E5%A0%80-%E5%8D%9A%E7%BE%8E/dp/4635330516

にも、名前だけですがキノコ音楽の所で紹介されてます。

(この本には、うちの<なば観音>さんのネタも提供しています(写真つき))

 

<おしゃれ紅茸>は茸好きの間で歌い継いでいきたい、素敵なキノコの童謡です。

しっかりデジタル化出来るところで、再録したいなぁ。

他にもこんな古い茸の歌のSPレコードがありますが、未だ聴けていません(==;)

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↑童謡・茸の殿様♪ どんな歌だろう・・・
↓民謡・椎茸音頭。 けっこうある観光地の特産品ソングではないようだ。

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↓こういう子供のお遊戯会向けの振り付けつきの茸歌も♪
http://myco-radical.way-nifty.com/photos/kinokomono2008/rimg1800b.html

まだまだ探している曲がいくつかあります。

この曲のように有名な作詞作曲の方(絵日傘や<花かげ>のコンビ)が作っていても、

埋もれてしまうんだからなぁ・・・。

 

菌盟友が僕の収集してる茸音楽をかけるライブでもしようか?とかいうてはったり。

何かしら、お披露目して拡散したい茸文化色の強い収集ブツです。

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